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【江戸/時代もの】谷沢の秋の闇祭り

谷沢の秋の闇祭り


ーー谷沢の金精様は子種のご利益がある。



五兵衛は子供の頃から何度かそう言う話を聞いた。


だからある時、



「金精様ってなんだ?」



と大人どもに聞いてみた。




大人達は面倒臭そうな顔をして、こう答えた。



「金精さまぁ?」


「それはぁなぁ.........」





「それはーー村の、社の神様の事だよ。とにかく、ありがてぇんだ。」





と答えた。





「じゃあ、子種って?なんだ?」


「教えてくれよ」




と聞くと、少しびっくりしたようなにやけたような顔を見せた。




そして互いに顔を見合わせて笑い合い、傍にいたもう一人の男が低い、しゃがれた声でゆっくりとこう言った。




「まだーー」




「まだ、お前ぇは知らなくてええ。」



「五兵衛も大きく、なったらな。」



その時はそう返された。


そして頭のてっぺんをぽん、ぽんと叩いて、彼らは去っていった。



「.........」



その時はなぜ彼らがそんな返事をしたのか分からなかった。


てんで検討も付かなかった。



だからーーー


また別の機会にも同じ様に質問したが、返ってくる言葉は同じだった。





大人達は五兵衛の頭をぽんぽんっと叩き、さらに笑いながら去って行くのが常だった。



(何だろう....)



五兵衛は、ずっと村外れにある金精様の社の方角を眺めた。



金精様....普段は滅多に社に行く事は無い。



古ぼけた社屋と大きな置物があるばかりだ。




だが、金精様の秋祭り、それだけは皆楽しみにしている。



稲刈りが終わった後の最初の新月の夜。




大人達は少し前からソワソワとし始め、子供達はそんな大人達に影響されて色めき立つ。




五兵衛もそんな雰囲気が好きだった。








........あれから数年




五兵衛の身体はすっかり大きくなり、立派な若者になっていた。




今年は夏の大風も秋の雨も無く、米がよく取れた。



ここ2、3年のようにひもじい冬を過ごさなくてもよさそうだった。



そして秋風に冷たさが混じり出した。



五兵衛達、若者連中も手伝って村中の稲刈りが終わると、村中はもう秋祭りの話題で持ちきりだった。



「田吾、今年も祭りだな」




五兵衛は刈り取ったばかり稲束ねたワラを結び直しながら言った。



「ああ。」




田吾、こと田吾作は村の若衆組の仲間。



子供の頃からの付き合いだ。





五兵衛の村は、年齢毎に色々な組合がある。




子供衆、娘衆、そして若衆..





特に若衆は村組織にとっては大事なものとして位置付けられていた。



自警、消火、土木、婚姻や葬式と言った祭りの運営、など村のことはほぼなんでもやった。



男子は年頃になると若衆に属し、集団生活に入る。



それは嫁をもらって独り立ちするまで続き、その集団生活様々な事を学ぶ。




五兵衛と田吾作はこの夏、親元を離れこの若衆組に属したばかりだった。




「ごへ...ごへ....ちょと」




ある時、2歳年上の太助が呼んだ。




普段は見せないようなうすら笑いをしている。




「なんだ? 太助さ」




五兵衛は手元の作業を止めて太助の元に向かった。





「五兵衛..おめさ。秋祭り、しってんだろ。」




「ああ。知っている」




頷いて答える。




太助は顔を崩して言った。




「秋祭りはよ。いいんだ。」




「何が?」




肝心な事を言わない太助にイライラした。




「いいんだよ。しても。ムスメ子さ、とよ」


「ふへへ.........」



彼はいやらしく笑う。




「誰としていいんだ。闇祭りだから。」



太助はそう言うと、金精様の秋の祭りの説明をした。




祭りは昼から始まり、名主様から皆に酒や菓子が振舞われる。




皆、飲み、踊り、収穫を神と名主様に感謝する。



そして夜が更ける頃、祭りは各々の家に場所を移す。




子供達は子供組で集まり、皆で話をして夜を明かす....




ここまでは五兵衛でも知っている。





だが、太助は五兵衛の知らない話をした。


それは五兵衛が前に大人たちに聞いても教えてはくれないことのその内容だった。




金精様の秋祭りは、本当は闇祭り、と言う。




夜が更けた頃、年頃の男女はめいめいに金精様のお社に集まる。



女は頭に白い手ぬぐいをかぶる。

男は笹を一筋、唇で挟むのが慣しだ。





そして行われるのは決まって新月の闇夜。


その中で灯りはつけない。



皆集まったら始まりの合図も無く、誰が誰だか分からないまま、男は星灯りの下で手ぬぐいの白さを目当てに女に近づく。




そして、誰とも分からぬまま、交わる。



男女は金精様の御堂を中心にあっちでまぐわり、こっちでまぐわる。



それには歳の長幼も、貧富も、器量の良し悪しも何も無い。



あるのはただーーー


男か、女かと言うだけ。




太助はそんなことを言った。




「だからー...子種のご利益がある、というわけか..」




五兵衛はしばらく考えて言った。





「ごへ、お前はだなーー」



「まだ若衆に入ったばかりだから、娘コを知らねえだろ。」




太助は笑った。

彼は五兵衛ことは何でも知っている。





「んだ」



五兵衛は素直に答えた。


そしてその後で下を向いたz






もう頭の中では今、話を聞いた秋祭りの夜の様子を想像していた。



闇の中、手探りで女を見つけ、男根を差し出すーーー


五兵衛にはその行為が不思議でならなかった。



男女営みのことは何となく知っていた。


だがどうして金精様のーーー



五兵衛は金精 社の方を向いた。


そして目を瞑り、どうか良い娘まぐわれますように、と祈りを込めた。






......新月の日


「田吾、そろそろ、いくか」



五兵衛は田吾作を誘った。




「そだな...」




田吾作はなにやら緊張しているようだった。




年上の連中は既に出かけたみたいだ。



若衆の住むあばら屋にはもう誰も残っていなかった。




「よし」




戸を開けて、外に出た。




新月の今夜、村では野外で灯りを用いる事が禁じられている。


いつもの晩も、明るくは無いが今夜はさらに暗闇が深いと感じられる。



「よしよし.........」




五兵衛と田吾作は灯りを持たずに、ゆっくりと歩き始めた。



「ん…っ」



最初のうちはほとんど何も見えなかった。


足の感覚を頼りに、田んぼへ転がり落ちぬよう、摺り足で進んでいく。




しばらくそうしていて、藪の原を抜けた。


そこでようやく、夜空が少し明るいのに気付いた。




「星が...明るいんだな。」




田吾作が言った。




夜空を横切る天の川がぼおっと光、それが唯一の灯りだった。


そんな薄明かりの中、微かに山の稜線が確認出来た。


西から北へへの字形山並み。


その頂点の方向に金精様の社がある。





「そろそろだべ。」




社へとつながる丘についた。





「じゃ...な...」




五兵衛は田吾作と別れた。




互いに示し合わせた訳では無いが、一緒に居てはだめなんだ、と感じていた。




...みし...みし...



数段の木でできた階段を昇る。




「ふ.....ふ......」





緊張感から、自然と息が乱れる。





(どこで....どこにいるんだ...)




村外れ広い境内。




どこでそれが行われているのか検討が付かなかった。




(お社の前の広場?)




検討をつけてそれだと思われる場所に行く。




だが、何かが行われている、誰かがいるような気配は無い。




(裏かな...)




五兵衛ゆっくりと歩き、社手をつきながら裏に回った。





...どんっ.





角を曲がったところで、何かにぶつかった。



「あっ..!」




女の声。




(あ.........)




緊張感が急激に高まる。




息が乱れ、何も考えられ無い。






声がした方を見つめる。



闇の中、手ぬぐいの白さが見えたような気がした。


それは男か女かを視認出来る唯一の存在。




(誰だか...)


(分からん.........)




声の様子から若い娘であるに違いない。




どこかで、聞いた事が無いか記憶を確かめる。




だが、分からない。




(まあ...いいや)




五兵衛は目の前の暗闇に手を伸ばした。



ぐいっ、と布と肉の感触があった。




「や.......」




また、高い声がした。




(やった)



それを力強く抱きしめる。




小柄な身体、それは五兵衛の腕の中に収まった。




(お...女....)





初めての感触に、夢中になって身体をまさぐり、口付けをする。




柔らかな感触と女の匂い。



着ているものをはだけさせ、胸元をまさぐった。




「ん.......んん.......」




暗闇から呻き声が聞こえた。




「ふぅ........ふぅ..............」





五兵衛は興奮して息を吐いた。




目の前の女も同じよう激しく息を吐いていた。




ぐいっ....





乳房の肉を掴み、顔に押し付ける。





「や.....んっっっっ....」




か細い声が聞こえた。




下の方を捲り上げて、尻の肉を弄る...




「や...や........」





短い喘ぎが聞こえた。




その喘ぎの主は五兵衛に身体を寄せた。





五兵衛は年上の若者たちに教えらた通り、いきり立った逸物を目の前の尻に押し付ける。




ぐにゅ.....ぐにゅ......




何度か尻の肉を押す。




だが、思った通りには入ら無い。




「う......うん.......」




互いに試行を繰り返す





しばらくして...




ぐっちゅ....



っちゅ.....ぐっちゅ.....





先が入り、そして...全部入る。





「んんん......」




目の前に娘であろう塊が身を硬くして喘いだ。





(あ...気持ちええ....)





五兵衛は初めての娘の感触に感動を覚えた。




恐らく、目の前の塊の反応を見ても、彼女も同じようなものなんだろう。




ぐっちょ....



ぐっちょ...ぐっ...ぐっちょ..





なんどかぎこちない出し入れを繰り返す。




初めての五兵衛は暗闇の中、すぐに高まりを覚えた。





(ああ......)




びゅっ...



びゅっ....びゅっ....びゅっ..





信じられないくらいの快感が五兵衛の身体を震わせた。




「んん....」





どちらからのものとも付かない呻きが漏れた。




「ああ....」




五兵衛は目の前の塊を抱きしめた。




そして、耳元のあたりを探り、言った。




「星灯り」





互いに顔も素性も分からないが、初めての経験を分かち合いたかった。




村の娘衆、あの中に今日の相手がいると思うと、自分自身と分かるものを残したかった。




「ん...」




目の前の塊は言った。




そして、しばらくすると前の方へ消えていった。


続く


2016/12/30 新規掲載
2020/1/20 内容更新

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(C)2020 体験談 :あたたら 無断転載禁止
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