前の話、その6はこちら最初から読む場合、その1はこちら■口淫、そして背淫
にゅぅっぷ…
ちゅ……
「ふぁ…っ…」
「ぁぁぁ.........っ」
チロチロと先端が舐められる。
そして彼女は故意に口を窄めて先端ばかりを刺激する。
「ああーー、だめ、だめだめ…」
「ぇぇぇ…」
唇が締まったり緩んだり。
そして舌先が絡みつき、先端をこそばゆくさせる。
「っ…く…ぁぁ」
「ふぁぁ…」
いつの間にか息子は硬く大きくそそりたってている。亀頭の先端は熱っぽく、彼女に刺激されると沸き起こってくる感覚。
ーーー尿意
「ああーー、だめ…だめ 」
「出ちゃう…漏れっ…。」
「ちゃう…。」
俺は焦った。
美人のフェラだけでも幸せものなのに、その最中に催してしまう生理現象。
先が擦られれば擦られるほど、吸われれば吸われる程、その欲求は高まっていく。
「だめ…」
「だめ…離してっ…は…なし…」
「………って…」
じょわぁ、と漏れる感覚。
そして後はもう出すだけの状態。
「ああ…」
「ぁっぁぁぁぁ………。」
俺は素直に恥じた。
下を向き、勃起させたままで申し訳なさを表す。
そして変な気分。
妻のともみにすら見せた事のない痴態に、不思議な感情を抱いている。
「ふふ…」
「.........漏らしちゃった…」
「スッキリ……した?」
カナさんは俺の生理現象を全て受け止めた後、シャワーで口を濯いだ。
そして黙って向こうを向き、
「じゃ、来て…?」
口の中で俺の粗相を受け止めてあげた代わり、と言わんばかりにそう言った。
「カナ…さん……」
呆然としたままの俺。
気持ちの切り替えがなかなか出来なくて、ただ彼女の背中を見ているだけだったけれど、やがて思い直して、猛然とその尻に迫った。
ぐ….ぐぐ…
「や……っぁ…」
っっぐ...
「ぁぁぁ………。」
亀頭を彼女に押し込む。
そして強引にねじ込み、そのまま奥まで突き入れる。
ちゅ……っく…
にゅっぷ.........
「あーーー…」
「当たる…ぅ……ぁぁ…」
「あーーーーー…」
カナさんが足を開いた。
俺を、俺の全てを受け止め、やがてこちらを向いてキスをねだった。
「ね…突いて?」
「メチャクチャにして?」
その顔は牝の顔だった。
必死で、熱っぽくて、全てを素直に求めているって感じ。
「ああ…」
「カナさん……あああ…」
俺は彼女の腰を掴んだ。
そしてそのままカナさんを壁に押し付け、思いのままに、狂ったように腰を打ち付け始めた。
ぐっ…ぱん…
ぱぁ…ん…ぐ……っぱ…
ん…っぱ…ん
「あーー…いい…」
「いいい………」
カナさんは遠慮なく悶え、叫んだ。
浴室に彼女の叫び声が響く。
「あーー…いい…」
「触って?」
「ねぇ?おっぱい、おっぱい、乳首……ぃ…ねぇ?」
「あーー…クリも、クリ…も…」
「ああーーー…」
次第に腰を突き出すようにするカナさん。
尻の肉がふにふにと当たり、なんとも言えない快感を産み出す。
「あーー…」
「いい……いいよ……」
亀頭の先が蕩けそうだった。
少し前からカナさんの膣がすごく締め付けてきていて、俺を離さない。
やがて後ろから突くことさえ窮屈な程になった彼女はーーー
「あーーー」
「だっ…、め………」
「あ……イク…」
と果てた。
そして俺も彼女につられて絶頂を迎える。
「あーーー、きつっ…俺…も…」
「ああ………」
「はぅ…っ…」
びゅっるっ….
直前で抜き、彼女の尻にひっかける。
びゅ…
びゅ…っる…っる…
「ああ…」
「だめ…」
「だめだめ………」
カナさんが背中を寄せた。
そして俺に支えられるようにして、キスを交わす。
「ああ……永田さん…」
「いい…セックス…いいの…」
「よかった……ぁぁ…」
俺たちはシャワーを浴びながら、いつまでも抱き合い、キスを交わしあっていた。
2人の時間が延々と続くようで、それでも少しずつ冷めていって、冷静になって、自分のパートナーが別の異性と一緒にいるって現実を想って。
続く
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