昨日、大学の講義が終わったあと、サークルの部室に戻ろうとしていた時のこと。
「高井さーん。」
と俺を呼び止める声。
振り返ると1つ下の後輩、あかり、だった。
彼女は、サークルの中でも1つ下の年代の中でトップクラスの美貌。サークル内外に人気がある。
ただ、あかりには1年生の時から付き合っている彼氏がいて、それ皆が知っている事実だった。
そんなあかりが俺を呼び止める。
「高井さん! 授業終わりですか?」
「一緒にいきましょ!」
にこやかな笑顔。
普段のお高くとまって、何かとつんけんとしている様子とは違う。
(なんか....かわいいな......)
(機嫌.....よさそうだな....)
なんとなくそう感じた。
あかりと講義棟に間の道を歩きながら話す。
そして、会話の中で何度目か、あかりがこちらを向いた時、
(!!)
目ん玉が飛び出るほどの衝撃。
思わず2度見した。
声が出そうになった。
彼女の着ている白いシャツの前が合わさる部分、その隙間がざっくり、5センチほど開いている。
そして、その奥には明らかな胸の膨らみ。
その色は肌色。
まさしく乳房の膨らみの一部分が見えた。
(あああ....ありがたや....)
(ありがたや、ありがたや.......)
俺はその光景を目に焼き付けた。
そして、何かと話題を振ってあかりをこちらに向かせる。
「もう、やだー。」
冗談を言うと、あかりが反応した。
そしてその度にパカパカと開く胸元。
(ああ....あの駆け上がり感......)
(この面積......)
胸の膨らみの角度から大きさを想像する。
(これは...でかい....)
(D、いや.....Eあるかも.......m)
予想以上のモノに興奮した。
その時の俺はもう、頭がおかしくなっていたのだろう。
おそらく視線が丸わかりだったに違いない。
ある時、彼女が言った。
「高井さん、胸ばっかり。」
「いやらしい......ふふ.....」
「もう.....」
と言う。
ただその口調は面白がっているようで、拒否感は無い。
「い....いや...........」
と言いつつも目が離せない。
そうしているうちにサークルの部室に到着した。
俺は周りに挨拶をしながら前を行く彼女の後ろ姿を眺めていた。
終わり
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