風俗とか、そう言うんじゃないんだが、偶然出会ってそう言う関係になった女を脱がせたら、全身に
タトゥが入っていた。
背中から、胸まで、びっしり。
服を着ていた時は全く気が付かなかったんだが、本当に、全身に
彫り物、と言う言葉がぴったりだと思ったんだ。
その
彫り物、俗に言うヤクザの情婦見たいな、般若とか龍とかの気合入った系ではなくて、外国人がしているような、幾何学模様と言うか何なのか、一目見て「あ、綺麗」と思えるようなもの。
そんな俺の体験を言葉に表してみたんでできれば読んで欲しいと思う。
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ホテルに入り、キスをしながら服を脱がせていく。
Eカップはあろうかと思われる豊満な胸を揉みしだき、そのついでで胸のボタンを外した。
前を開き、肩からシャツを外すと、首筋の下から広がる群青と黒、赤紅色の模様。
「....」
何て反応して良いかわからずに、じっと見つめていると、その女(仮称:マリ)は、反対に俺の目をじっとみてボソッと聞いた。
「驚いた?」
試すような、それでいて少し寂しいような口調。
「いや....」
俺は内心は少し、いやだいぶ驚いてはいたが、それを彼女の前で表に出すことなく、取り敢えずの否定をした。
そして、何もないかのように色のついた肌に指先を這わせ、そして唇をつける。
「ん......っ....」
肩から下にかけて、くっきり色付けされた肌を辿っていく。
特に意識はしてはいなかったが、結果として、色付きの部分、絵付きの部分を愛撫していくことになる。
「ん...んっ......」
「ぁぁぁっ..................」
マリが首を反らせて、天井を仰ぎ見た。
彫りの入っていない、元からの彼女の白い首筋が艶かしく見える。
「マリ....マリ..」
なんだかものすごく興奮を感じた。
俺は彼女の身体を抱きしめ、あとは無茶苦茶に下着残りの服を剥ぎ取って引ん剝いた。
「ん............っ............」
「や...」
恥じらいを見せたマリの裸予想通りのもの、いや予想以上のものだった。
豊かな胸は左右対称の幾何学模様で彩られ、乳首がやたらとなめらかで美しく見える。
膨らみが強調され、目が離せない。
そしその模様は下に伸び、脇腹、みぞおち、そして下腹部へ。
「............」
あるべきはずの陰毛は無く、臍から割れ目にかけては薄目の色の模様で覆われていた。
「ぁぁ....」
全身を見渡し、自然と呻きが漏れた。
そして、恐る恐る、まさに腫れ物にでも触れるかのようにゆっくりとマリの身体を触った。
「こんなの....初めて..?」
マリは俺に触れられてびくんっと身体を反応させた後、顔をマジマジと見てそう言った。
「ぅ.......うん...」
どう返したら良いのか再び躊躇した。
そして下世話なことに、
タトゥを彫られている間、おっぱいやアソコは彫り士に丸見えだったのか、なんてどうでもいいことを考えていた。
だが、結局は素直に反応し、欲情して、身体に触れる行為を続けた。
「ん.....来て..」
マリは腰をよじり、胸を震わせて感じていtsが、やがて俺の手を掴み、自分の方に引いてベッドへと導いた。
「マリ..」
キスをしながら身体を重ね、そしてベッドに押し倒す。
マリも俺の身体を抱きしめ、背中をさすりながら導く。
「マリ....マリッ!」
2人の身体が重なりあい、自然とマリの足の間に身体が割り込んだ。
亀頭の先が偶然に何度かマリの割れ目に触れ、微妙な、何とも言えない感覚が沸き起こる。
「んっ.....っく....」
「ぁぁ....や.....」
マリの全身を唇指とを使って愛撫する。
乳房を揉みしだき、その幾何学模様を歪ませ、腹の辺りの花びらに似た模様を潰した。
「はぁ.....っく.....」
「っぅ.....ぅ...」
互い激しく求め合う、抱き合う中で、自然と股間同士が触れていた。
ぐっ....ちゅ.....
ちゅ......ちゅぅ...
そしてある時に、偶然に割れ目深くに食い込み、その次の動作でそのままさらに食い込む。
「ふ....ふぅ.......」
「ぁぁっっっっ...」
マリが抱きしめていた腕の力を強め、短く、激しく呻くと、足を俺の尻に絡ませた。
にゅっ....っる...
そのままマリの身体の奥へ。
ぐちゃぐちゃに滑っていたマリの割れ目は、俺の息子をすんなりと受け入れ、元あった場所のように挟むと、そのまま締め付けた。
「はぁっ....ぁっっっ..」
「ふんん....」
短く、大きく喘ぐマリ。
生ではいっているとか、そう言うのを許さないような感じだった。
身体を絡めて、俺を逃さず、股を目一杯に広げて俺自身を身体の中に深く咥え込む。
「んんっ....」
亀頭を中心に広がる快感。
初めて身体を重ねる女と初めてSex。
それが生挿入という形になった事で、頭がぼおっとするくらいに興奮し、混乱する。
「はっ....はぁ...」
「はぁ...マリ....」
夢中で腰を動かし、出来るだけ激しく、強く、奥へと突き入れられるように姿勢を試す。
ぐっちゅ....ぐっっっ...ちゅ..
いやらしい音が響き、部屋を満たした。
「っ....マリ....」
イキそうな感覚が駆け巡り、ジワジワと最後が近い事を知る。
「マリ.....!」
俺は上体を起こし、腰を突きながらマリの上半身を見下ろした。
「...............」
マリは目を見開いて、俺を眺めていた。
青色と黒の線で彩られた乳房が揺れ、その先端ピンク色だけが妙に卑猥だった。
そして下腹部へ。
ぷっくりとしたひだひだの手前で止まった
彫り物との先、俺の息子が出たり入ったり。
妙な感じで周囲の肉を巻き込んで、汚していた。
「ぁぁ...マリっっ....」
このまま果ててしまうのが名残惜しく、最後の瞬間まで動作を続ける。
ぐちゅっ...
ぐちゅ.....
ぐちゅっ....ぐちゅっ......
先がきゅうっと締め付けられたような気になり、先走り液がじわぁっと溢れていく。
「マリっ....い.....っくっ...」
腹の底から絞り出すようにしそう告げると、腰を浮かせて息子を抜き、右手掴んでマリの身体から出した。
びゅ...
びゅっ......びゅっ...びゅっ...
堪らない感覚が全身を貫いた。
「ぁぁ....ぁぁ.....ぁぁ...」
俺は震えるように呻き、そして白濁した濃い液がマリの恥丘辺りの模様色を塗り替えていくのを見ていた。
「ぁ....ぁぁ...」
はあはあと、息を吐きながら、亀頭を塗りつけていく。
マリの模様が所々で消え、最後の方は艶やかなヌメリだけが加わった。
「よかった...」
マリが俺を抱きしめた。
にちゅっ...
腹の辺りの精液の粘着きが当たった。
俺は彼女を抱きしめ返し、いつまでもそうしていた。
2016/9/11 新規掲載
2020/2/11 内容更新
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