先日の話です。
友人にも誰にも相談出来なくて、ここで吐き出させて下さい。
私は、彼の部屋の合鍵を持っていて、彼のいない時に料理を作ったり、彼の帰りを待ったり。
付き合って4年にもなる私たち。
それは別に特別なことなんかじゃ無く、ごく自然の事として考えていました。
そしてその日。
私はバイトのシフトが急に無くなったので、彼氏に内緒で部屋で待っていようと企みました。
しかも、ただ部屋にいるだけじゃ無くて、クローゼットに中で待っていようと。
ほんの冗談のつもりだっただけど...
...そこから先はご想像の通りです。
鍵をかけていたのはいつもの事として、私の靴だってあるのに..
彼とその浮気相手の彼女はそれに気付きませんでした。
「あはは..」
と笑い声が聞こえたかと思うと、
ガチャ
鍵を開ける音。
何だろう、おかしいな?
と思ったのも束の間。彼氏の声と共に、女の人の声。
少し酔っ払った感じで、語尾が少し怪しい。
「やだぁ..」
とか
「いやっ.....」
とか女の人の声。
彼氏が彼女に対して迫っているのは明らかだった。
.
.何で? 何で?
と突然の事にどうしていいか分からず動転する私。
クローゼットの中から出るに出られず、かと言ってじっとしている訳にも行かず、ただどうしていいかだけ悶えていました。
やがて、声が大きくなったかと思うと、
「やだぁ....だめ..」
「ぁっ...」
と艶かしい女の声。
ちゅ....ちゅっ...
と口付けを交わすような、互いに求めるような声が聞こえてきました。
そして数分程した後...
「入れるよ..」
と言う彼氏の興奮した声の後で交わる声。
まだ顔も見たことの無いその女は、やたらに感じていて、最後はお腹の上に出してくれ、と言って終わりました。
「ぁぁ...」
私クローゼットの中で、怒りや戸惑いでガクガクと震え、少しだけ声を漏らしました。
そして、そのままじっとしていて、2人から寝息が聞こえて来たのを機にそっと抜け出し、荷物を持って部屋を出ました。
相手の女の顔はとうとう確認しませんでした。
ただ、部屋を出た後で急に気持ち悪くなって側溝にもどしました。
(掲示板より転載)
2016/9/16 新規掲載
2019/9/6 内容更新
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