坂間藩お戯れ ①「湯殿で戯れ」その1「藩主宗広」 - 官能な体験談・短編、フェチ話


坂間藩お戯れ ①「湯殿で戯れ」その1「藩主宗広」


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坂間藩お戯れ ①「湯殿で戯れ」その1「藩主宗広」

■藩主宗広

宝永の頃の話
安積 対馬守 宗広は、風呂の時間を迎えた。

この宗広、坂巻藩の藩主で先代藩主が身罷った跡を継いだばかり。

彼は、右も左も分からないままに先代の末期養子として跡目に据えられた身で、そのこと自体には幾つかの問題があった。


だが、家老やら、親戚筋やら総出で幕閣に運動し、色々とすったもんだした挙句、先月ようやく幕府から正式に跡を継ぐことを認められた、という経緯がある。


この藩主宗広は、非常に真面目な性格で好人物であったから、元々の坂巻藩の家中の者は、「これは良い若様」と安堵した。

宗広、彼自身も藩主としての心得としきたりを熱心に学び、領内の事について進んで教えを乞う、というように良き藩主でありたいと精進した。


そうして正式に藩主となった後で、生まれて以来、一度も江戸市中を出た事のない身での領国への旅路。


この度、ようやく到着した次第であった。



そもそも、この宗広。


将軍がさる女に産ませたものなのであるが、そのさる女には結構な事情があった。


よって、公に将軍の子とされず、機転を利かせた側用人の次男とされて育てられた。


だが、そんな事情は少し物を知る人間であれば誰でも知っている事。

長い間、馬込にある側用人の屋敷で貴種として丁重に扱われていたが、後継が無く、先代藩主が急逝した坂巻藩の跡目として突如見出されたのであった。

そんな事情がある訳だから、前藩主の後釜が20歳のぽっと出の若者であったとしても、家中に不服を言う者などいない。


若いからと言って軽く扱うものも無かった。

どちらかというと、将軍家との繋がりが強まってかえって酒巻藩はもう安泰だ、と胸を撫で下ろす者が多かった。


当の藩主宗広は、大人達がそんな事情を汲んで自分自身に接しているのをよく分かっていた。

江戸城に初めてあがり、将軍に初めて拝謁した時も、周囲の目が親子の初対面の場だと認識しているのが手に取るように感じられた。


「宗広様....ささ..」


譜代藩の跡目候補とは言え、特別待遇である事は明らか。

側用人の次男坊風情に対する処遇では無い。


将軍自身も、自分の子供、そんな風に扱われていた宗広、領国に戻って最初の朝を迎えることとなった。




某月某日ーー

新藩主が領国入りしたという事で、主だった者は皆登城した。


大広間に所狭しと並び、若い新藩主が来るのを待つ。

とたとたと足音が聞こえ、

「上様がこれに」


先触れの小姓が続いて告げた。


並み居る家臣が皆平伏し、宗広を待つ。


「やあ..ご苦労」


宗広はそう言いながら大広間に入り、腰を下ろすて脇息に肘を置く。


「上様に置かれましてはーー」


家老が形式ばった口上を述べた。


その後、お目見え以上の者どもが順に挨拶を述べる。


それは延々と続き、宗広をうんざりとさせたが、これも領主の役目、と真面目な気性が我慢させた。


(言葉が...違うな)


宗広が初めて耳にする言葉の抑揚。


江戸屋敷では聞き慣れない、領国の者が発する言葉。


音感が違い、自分だけが別の世界の人間に思えた。

(ああ...疲れるな...)


そうして過ごした1日。

日も暮れようとしていた。



あとは風呂に入り、飯を食い、書物を読んで寝るだけ。

(明日は...何をしよう...)


新藩主としての意気込み、そして宗広自身の若々しさが、領国経営の意欲をかき立ていた。


宗広は一通りの文章に目を通し、幾つかの文を書いた。

そして、それが終わると、文机をかたした。


「ふうっ...」


ため息を一つつく。

思えば、先代藩主が身罷って以来、色々な事があった。


突然の跡目候補としての選抜、江戸城登城、将軍との会見、屋敷の整理、そして領国入り。


婚姻の話もあった。

だがそれはまだ早い、と断った。


江戸詰家老ーー高田 久信は、色々な婚姻の手配をしようとしていた。


公家の娘、大大名の娘、等、宗広を通じて間接的に将軍家と縁を結びたいという願望からか、いくらでも縁談はあった。


それは江戸屋敷の部屋に籠りがちであった宗広にも良く分かっていた。

そもそも、20歳にもなった藩主に嫁を取り、跡取りを早々に設けようとするのには訳もある。


彼らにしてみれば、子供を成し得ず、跡継ぎの男子に恵まれまかった先代を思ってのことだ。


たまたま....宗広といういわくつきの男子がいた為に末期養子が認められたものの、運が悪ければそのまま改易となったであろう事も考えられた。


宗広は、そうした家老どもの心情を理解しつつも、暇さえあれば家老が婚姻の話をしようとするのに、うんざり、辟易としていた。

もう、女の話はしばらく良い、と考えた。


(女.........)


女....という存在を自分自身に問えば、女体を求めていない、という事は嘘になる。

宗広は健康的な若者であったから、生理的な欲求は当たり前のようにあった。


彼自身も、悶々とした欲気が身体を覆う事があるのを知っていたし、江戸屋敷で世話をする女中に自然と目がいく事もあった。


だが、宗広はそういう点についてはひどく、輪をかけて生真面目な方だった。

「あるまじき..」

「いや、為すべき..」

藩主とはこうあるべき、こうはあるまじき、というものを自分自身の真ん中に据えていた。


欲気や色情は恥ずべきもの。


として自らを律する信 条を持っていたから、敢えてそう言った対象からは目を背けた。

無理矢理に、でも。


続く

その2へ続く
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