坂巻藩お戯れ2「それぞれの役目」その2「唐橋少輔」 - 官能な体験談・短編、フェチ話


坂巻藩お戯れ2「それぞれの役目」その2「唐橋少輔」


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坂巻藩お戯れ2「それぞれの役目」その2「唐橋少輔」

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■唐橋少輔

一方、唐橋は紫乃を下がらせた後、取りまとめ役の奥締女中、千嶋と話をしていた。


「どうした..ものかのう」


彼は、自慢の顎髭を触りながら、千嶋を眺める。


「ただの湯殿番とはいえ..」

「あの生真面目なお気質の上様のことじゃ」


「紫乃のお世話で色々意識する事もあるやもしれぬ」


唐橋の言葉に、千嶋が顔を上げた。

「はて....」

「色々な意識とは...?」


千嶋は初めはとんと検討が付かず、口に出してそう尋ねたのであったが、しばらく考えて、思い当たる。


「まさか....」

「あの上様が...」


千嶋があの、と言っているのは年若い生真面目ば領主のこと。

「それに...」

「紫乃が夫を持つ身...そのような事は...」

「まさか..」

「ぁ..」


千嶋は、そこまで言いかけてやめた。

手を口に当て、失言だったと言わんばかりに口を閉じた。


紫乃が結婚している事など、領主がその気になればなんとでもなる。

現に、今は亡き前藩主の側室にもそういう出自の者が1人いた。


(全ては....)

(上様の思し召し次第.....)


奥に勤める者として、あらゆる事態は想定しなければならなかった。

だから、少し時間をとって考え、頭の中を整理して言葉を発する。


「いえ...」

「紫乃には注意してお役目を担うように...伝えまする。」


「そのような.....事も考えて...と」


最後に唐橋と目が合った。

彼はまだ顎髭を触っていた。

ただ、妙を得た、と言わんばかりに頷き、そして宙を見た。


「うむ...そうだな...」


「上様はまだ、女を知らぬ身。」


「常であれば.....」

「跡継ぎとされるような方には女子が男女の交わりを教えるものじゃ...。」


千嶋が反応した。
唐橋の言う事が何を指していているかは理解出来る。


「それを.......」

「紫乃に?」


経験のある人妻の紫乃を生真面目な領主に差し出すーー

千嶋は唐橋の意図を測った。

ただ、それに対しての返事はしない。
するべきで無いと思ったし、してもどうにもならないとも思った


唐橋が立ち上がった。
そして髭を触りながら部屋を半周し、そして最後に千嶋を見た。


「そうじゃな...まだ分からんが 」

「そういう事もあろう」

「まあ....頼んだ」


唐橋はそそくさ、と向こうへ歩いて行く。

千嶋は頭を下げて、唐橋を見送った。


「紫乃に....か.....」


畳の縁を見つめながら、小さくそう呟いた。

その3へ続く

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