坂巻藩お戯れ2「それぞれの役目」その8「先触れ」 - 官能な体験談・短編、フェチ話


坂巻藩お戯れ2「それぞれの役目」その8「先触れ」


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坂巻藩お戯れ2「それぞれの役目」その8「先触れ」

坂巻藩お戯れその①はこちら

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■先触れ

夕餉は鯵の干物と豆腐の田楽だった。


凝ったものは不必要、という宗広の指示によって極力質素なものが選択されている。


食事の内容はそこいらの商家の主が口にしているものとそう変わらない。


「うむ....美味であった」


食べ終わると、横で控えている小姓に告げた。


小姓が叫ぶ


「上様、お召し上がりに」

そして、部屋の外へ出て行った。


途端に廊下のあたりが慌ただしくなり、係りの者が行き交うのが分かる。


「ふうっ....」


宗広は大きな溜息をついた。


さっきの...湯殿でのこと


紫乃に下半身を晒し、洗われる。


(ああ....)


今思い出しても心臓がどくどくとする。

優しく、丁寧に揉み、洗われる。

彼女の細い指が自身の先端を覆う。


(ああ....俺は....)


いけない、いけない、こういう事に囚われてはいけぬ。


そう思えば思う程、宗広の頭の中を湯殿での行為が占めていった。



(このままでは....いかぬ)


すくっと立ち上がり、障子を開けた。

そこは坂巻藩の代々の先祖を祀る仏間。


宗広自身とは血の繋がりが無いとは言え、跡目相続をしてこの大藩を任されることになった身。

先祖と向き合って、この不埒な気持ちをどうにかしようとした。


「.............」


心を鎮め、無心になる。


「..............」


しばらくして、鼓動が収まり、落ち着いたと自覚した。


「さて.....」


再び障子を開けて、元いた部屋に戻る。

そこには、西御殿付きの用人、笹塚某がいた。


「笹塚か」

「....何用か」


宗広は跪いて控えている笹塚に声をかける。


「は....」


笹塚が少しだけ顔を見せた。


「それがしが参りましたのは....」

「......内山殿が上様にお出で願いたいと」


宗広が反応した。



「母上が?」

内山殿とは、急逝した前藩主の正室。

宗広とは直接の血の繋がりは無いが、形式上は母親にあたる。


実は最初の正室は別にいたのだが、それは随分前に熱病で死んだ。

内山殿、と呼ばれるこも2代目の正室は数年前に前藩主が懇意の大名の娘を請い受けたものだった。

年は30を過ぎたあたり。

この内山殿、と御殿内で呼ばれる女もまた若くして前の伴侶と死別している。


宗広との歳は10も変わらないが、前藩主亡き後、未だに御殿内では隠然たる影響力を持っていた。


「母上がお呼びとあれば...」


宗広は腰を上げた。

「行かねばなるまいな...」



宗広は、彼女とは、江戸屋敷で顔を合わせた事がある。

年齢を感じさせぬ妖艶な女...

一目見たときにそう感じた。

その時は形式ばかりの挨拶を交わし、親子の縁を結んだ。

そして彼女は先に領国に戻り、宗広が後を追う形となった。

この御殿内ではまだ顔を合わせていない。


「さて...何用か..」


宗広はとんと見当もつかないまま、廊下を歩いた。

(何であろう....)


内山殿..彼女自身の今後の処遇のこと?

それとも、宗広自身の婚姻のこと?


いずれにしても、厄介な事であろうとは想像がついた。

「ふぅ..」


ため息をついて、そして前を見る。

ゆっくり、ゆっくりと歩いた。


「上様ー参るー」


宗広が西御殿へ向かう事を告げる、小姓の先触れの声が響いていた。


その9へ続く
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