坂巻藩お戯れ2「それぞれの役目」その9「内山殿」 - 官能な体験談・短編、フェチ話


坂巻藩お戯れ2「それぞれの役目」その9「内山殿」


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坂巻藩お戯れ2「それぞれの役目」その9「内山殿」

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■内山殿


「母上...」


宗広の訪れを先触れの声で知っていたのか、宗広が声をかけた時には、内山はきちんと居直って座っていた。


「お久しく....」


内山が、今は正式な主となった宗広に挨拶をした。


「母上様におかれましては...」


宗広も形ばかりの挨拶を交わす。


そんなよそよそしい間柄であるのは江戸屋敷にいた時から何も変わらない。


こんな関係だから、宗広にはなぜ、内山殿とよばれるこの女が自らを呼んだ怪しんだ。


何か、あるだろう...と


「母上様、して、御用向きは」


宗広は内山を見た。


彼女は江戸屋敷で見た時と変わらず、美しく妖艶であった。


喪が明けて、江戸屋敷会った時のような控えめな服装では無い。

切れ長の目で宗広を見た。



「まずはこの、西御殿にお留め頂いたこと感謝いたしまする。」

「血のつながりの無い親子の関係とはいえ、ご配慮ありがたく思います。」


「それで....」


彼女、内山は宗広の目を見た。

宗広はどきとした。


形式上の母親、とは言え、その存在は女性を感じさせる。

たおやかなその姿が視界を占めた。


「母親として....お家のことを...」

「考えています。上様のお世継ぎのことを...」


(ああ.....それか....)


宗広が下を向いた。

真新しい畳の縁が見えた。


婚姻のこと...跡継ぎのこと...


幾つか想定していた事のうちの一つ。


あまり話題にはしたくなかった事だ。


(だが.....)


宗広は思い直した。

江戸屋敷の家老に言われるのと、実際に血の繋がりが無いとはいえ、母親あたる立場の者から言われるのとでは重みは違う。


それに、自らの年齢を省みる。

20歳...

もう嫁をもらい、子を成していたとしても決しておかしくは無い。


そう思って、素直に聞き入れる事にした。

「そのお話は、おいおい..」

「まだ、領国に戻ったばかりでございますれば...」


こちらとしては、自らがまだ若くてそっちの話は早い、というよりも、まずは落ち着いてから、という事で通したかった。


それ程までに、母親にあたる人間から言葉は重いとも考えた。

内山が口を開いた。


「だが...そなたは、まだ真白の身というでは無いですか」


そう言って扇を開き、はたはたと動かす。


「母上...真白とは...?」


宗広は尋ねた。

純粋に、耳慣れぬ言葉であったからだ。


内山は少し黙って時間を置き、その後は言葉を続けた。


「真白とは、女を知らぬ身ということ...」

「本来、産まれた時からの跡継ぎであれば、元服してすぐに必要な事を学びます。」


「そなたが熱心な武芸、学問についてのみならず、跡継ぎを残すのに、必要な事も。」


「為すべきことは...いくらでも、あります。」


最後の方は口調が強くなった。


「いや...それがし....」


宗広は反論したかったが、途中で口ごもった。

内山の言う事は事実であったし、それに湯殿でのあの様子を思い出し、もっともな事だと思った。


「.....私に、任せていただけますか?」

「諸事....整えますれば..この母親に...」


内山が静かに言った。


(断れぬ....)


「は.....い......」


宗広は少し考えた後、観念そてそう答えると、力無く立ち上がり、部屋を辞した。


「ふぅ......」

足取りが重かった。


「上様参るー」

小姓の声が、すっかりと暗くなった 廊下に響いていた。

その10へ続く
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