あらすじ)同僚の田島とサシで飲んでいたら、彼が「今までお尻でシタことあるか」って聞いてきた。彼の話にムズムズと淫らな気持ちが沸き起こり、彼にお尻でさせてあげることに....
最初から読む場合はこちら■浴室の中から
ずっぱ..
ずっぱ...
ずっぱ...ずぱっ...
彼の腰の打ち付ける音が、浴室の中に響いていた。
「ぁぁぁっ..」
「だめ..だめっ....ぁあ..!」
私は、彼と向き合いながら、挿入感に酔いしれた。
これまで経験した事ないくらいにアソコが感じ易くなっていて、彼の動き、ペニスの先、凸凹の全てが気持ちよく感じられる。
「ぁあ...」
「蕩け...そう....」
「だめ....だめ.......」
私は彼の身体を抱きしめた。
そして、目の前にある彼の肩に思いっきり吸い付き、歯を立て、舐める。
「田島...くん...」
「...っ君..!」
とにかく自らの身体に溢れる快感の分、彼に何かをしてあげたかった。
一生懸命に求めようとするが、叶わない。
向き合って、壁に押し当てられ、足を持ち上げられて挿入された状態では、私になすすべは無い。
「ぁーーーーー...」
しばらくすると、腰の辺りが怪しくなってきて、何だかイケそうな感覚。
やがて、それがふわぁっと浮き上がってきて、満たされて、
「あああっ...!」
「ぁーーーーー....」
「だめっ....」
「だめぇ...」
「え..?」
あと5秒、いや3秒でもイケたかもしれない。
とにかく寸前のところで彼は動きを止めた。
「ふぅっ...」
「ふっ...! ふっ.....ふぅ..」
彼は激しく息をしながら、私を見つめていた。
ただ、それまで激しかった腰の動きは止め、ただ優しく私を見る。
「仁科....」
「仁科....はぁ....っ......」
「ベッドへ....」
ずっっぷ..
彼は腰を動かして私の中からペニスを抜いた。
「んぁぁっ..」
瞬間、堪らない程の快感が押し寄せて、イキそうになったけれど、すぐにやって来た喪失感がそれを食い止めた。
「ぁぁ....」
「ぁぁっ...!」
私は狂ったように彼の顔にキスを始めた。
唇、頰、顎、そして首筋や彼の乳首にも吸い付き、舐め回す。
そして、2人の間で反り返っている彼のペニスに触れ、優しくシゴいた。
「ぁぁ...」
「田島くん..」
私はそれがとても愛おしく見えて、しゃがみ、それにキスをした。
そして舌先で搦めとるようにそれを舐め、口の中に頬張り、愛撫する。
ちゅ..ぢゅぅ..
塩っぱい味が口の中に広がる。
ゴツゴツと彼の大きくなったモノがあちこちを刺激した。
「仁科...くぁ..」
「だめ..」
「だめだよ...」
彼は弱々しく反応する。
そして、しばらくすると、焦るように早くベッドに行こう、早く、と私に優しくタオルを掛けてくれた。
■お尻を突き出して
「向こう向いて....」
「そう....お尻を突き出して...?」
「恥ずかしい....そう...? 」
田島と一緒にベッドに行った私は、彼の優しく丁寧なキスを受けた後でその指示された通りに従った。
うつ伏せで枕の方に頭を向け、お尻を突き出した格好。
四つん這い
こんな格好をしたのはいつぶりだろうと思う。
「っぁ...」
「.....っ..」
「いや.....」
部屋の明かりは薄暗いと言えない程度の明るさで、彼は私のそんな恥ずかしい格好を何も言わずに眺めていた。
「や...」
「ね...ね...」
そしてその状態に耐えきれず彼の名を呟く私がいる。
それはそんな状態でも彼を求めている私のおかしな部分であって、またその状況を恥じいる通常人の部分と言えた。
田島は私の心の中を見透かしたように言葉で揺さぶる。
「綺麗だよ。」
「ここ.....」
「なんて綺麗なんだ...」
と背中に指先を這わせながら優しい言葉包み込んだかと思うと、
「触って欲しいところはどこ?」
「敏感なんだね...」
「とっても..感じてるんだね」
と指先の動きを止めては私を恥ずかしくさせた。
「っ.....」
「ぁー...」
思わず声が漏れた。
それは彼が肩甲骨の辺りから腰の方までつーっと線を引いたからで、背筋が伸び、全身がびくびくっと小さく震える。
「っぁ....」
「...!」
ゾクゾクとした悪寒に似た刺激が私を貫いていた。
「ぁぁ...」
「くん....」
「田島くん...田島.....っくん...」
彼の名を呼び顔を傾けるとニッコリと笑う彼が見えた。
「ここ....」
「敏感なんだね」
「綺麗だよ....とても。もっと、触っても?」
彼は背中の窪みに手のひらを置き、その行為を続けた。
脇から脇腹、腰の付け根、そしてお尻と身体中が撫で回される。
「ぁぁ...」
「仁科........」
「触りたい....触れたい.....」
彼の呟き。
私はそれを聴きながら枕に顔を埋めた。
(もう....恥ずかしさなんて..)
(でも....)
彼は腰に回した手を臀部の左右の丸みにおいた。
(やっぱり....)
丸い膨らみを撫で回し、丁寧に丁寧に揉んでいる。
彼が私の真後ろ居て、恥ずかしい部分を真正面から見ているのは確実で、目をつぶったままで私は「どんな風に映っているんだろう」「どう思っているんだろうと」考えていた。
「ぁぁ....」
「仁科......」
彼の呻きが聞こえた。
それは、ぼおっとしていた私にとって、まるでTVの向こうの会話のように、何だか人ごとのように感じられた。
お尻を突き出している自分とそれを見ている彼。
(ぁぁ...)
私は一層自分を恥ずかしく思った。
もう、恥ずかしい部分からは、私の意思に関わらず、感じたものが浸み出していると実感していた。
お尻の肉を掻き分け、彼は私を真正面に見据えて、恥ずかしい部分を目にしている。
「んっ...」
「や...やだ.....恥ずかしい...」
さっき、浴室の中で性行した相手であってさえ、恥ずかしくって、ぼおっして何にも考えられないくらいになる。
「いや....いや..」
「見ないで....」
そう言い、腰を左右に振って彼の視界から逃れようとしたが、叶わない。
彼は私の腰やお尻をしっかりと掴み、離さなず、こんないやらしい言葉を吐きながら、私を一層辱しめた。
「ぁぁ....っ...」
「アソコはぐちょぐちょで、びらびらが....こうなってるね...」
「ここ.....っ...こう...」
彼は指先で敏感な部分をつーっとなぞる。
そして優しくそれをつまんだ。
「こんなにーー...なってるのに..」
次いで、筋に指先を這わせ、指先でにちゃにちゃと突く。
「はっ...ぁ....」
「やっ....やぁ.」
恥ずかしさと刺激で情け無く呻く私。
頭を下げ、四つん這いになった下側から覗き見ると、彼の様子が見て取れた。
「ここ....」
「こんなにーーー」
「なってる....」
ずいっとした、直接的な刺激に、私は背筋をぴんっと伸ばし、叫んだ。
「あっ....」
「ぁ..っ.......ぁーーー」
全身を貫く切ない感じに耐えきれなくなり、思わず姿勢を崩す。
左頰を下にして、そのままうなだれていると、彼の指先が私に這入りこんできた。
「ふふ...」
「仁科のここ、こんな…こんなに…なってる」
ぐちょぐちょと卑猥な音とともに、じんじんと切ない刺激が込み上げる。
彼は指を差し入れ、内側を一通り撫でると、後はそれを曲げて優しく擦った。
ぐっちゅ…っちゅ…
ちゅ…っちゅ…
自分でも嫌になるくらい、いやらしい音が響き、くらくらと意識が遠のくような感じになる。
そして、下半身全体がびりびりとした。
「ぁぁ…いや…」
「...くん、田島...くん...や....やだ..」
耐えきれなくなり、腰を左右に振って抗う私に彼が言う。
「そして....ここ」
「仁科のここ....可愛くって、たまらない。」
「綺麗だよ」
「やっ…!」
ぞわっとした、全身を貫くような感覚に、思わず大きな声を出した。
腰とお尻の筋肉に緊張が走り、身体が硬くなる。
「んっ....ん...」
「んーー...」
「...んんっ!」
彼が触れたのは中心部。まさしく排泄孔と呼ばれる部分だ。
「綺麗だよ…」
「ここ…」
その小さな穴の周りを撫で付け、ふぅっとした息遣い。
その後でちろっとした、直接的な刺激が続く。
「やっ…はっ…」
「ぁぁ…」
その感覚は寒気を誘う程に危うくって、いちいち身体がびくびくと反応を伴う。
背筋にぞわっとしたものが走るのは収まらず、身体が硬いのも取れない。
「本当に…」
「ここ…」
私は彼の声を聞いていた。
目をつぶり、息を止めて、意識を集中させる。
「ぁぁ....」
彼のおでこや、鼻先が私の下半身に触れている感覚があった。
お尻の膨らみや、内股に肌の感覚がする。
そして、その先に彼の舌先や唇と思われる、つんつんと、そしてむにっとした感覚。
「ぁぁ…」
「いや…」
相変わらず、彼の指先は私の身体の中にあり、ゆっくりと蠢ている。
それは内部で、私の一番敏感なところを探しているかのようにゆっくりと、少しずつ位置を変え、強弱をつけて変わる。
そして、お尻の穴が舐められ、突かれる。
「だめ…だめ…」
「だめ…」
同じ言葉を意味なく、反復的に繰り返し呻く。
私には、その時間はとても長くって、ずっと続くもののように思えていた。
次のお話、その3はこちら
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