前からちょっといいな、って思っていた人がいた。
気になるから機会を見つけては話し掛けていたんだけれど、彼から「海でも見に行こうか」なんて誘われて、ドライブに出掛けた。
そしたらその帰りにいい感じになって、キスをした。
彼は、
「ね…付き合おうよ」
「いいだろう…?」
なんて優しく言ってくれたもんだから、ついもりあがっちゃって私の方から
「好き、今日は帰りたく無い…」
なんてのたまってしまった。
でーー
そんな私の申し出をスルーするほどに彼は草食系でも、生真面目でも無かったから、そのまま自然な流れでホテルへ行った。
部屋に入るなり彼を激しくキス。
互いに求め合って、服を脱がしあって浴室に入った。
彼は私の身体を弄り、おっぱいを激しく吸う。アソコを丹念にいじり、洗ってくれてイキそうな感じにまでしてくれた。
そしてお返しに、フェラでもしないといけない、って感じになった。
すみませんが、ここ迄が長い前置きです。
ここからが本題なんです。
……その後の話をします。
「ツカサ君」
私は彼の名をつぶやきながらその瞳を見つめた。
彼の鼻先から唇、そして顎に口づけをして、そのまま彼の胸に頬を埋める。
びちゃびちゃとシャワーが私を包んだ。
私は彼の背中に手を回して抱きしめた。
「ぁぁっ……」
「好き…」
私は彼の胸に吸い付き、激しくキスマークをつける。
乳首を唇で挟み、そのままぢゅうぢゅうと吸った。
そして彼の背中に回した手をお尻の方へ。
徐々に前の方に持っていくと、途中でごつっとした大きな彼のモノに触れる。
(ぁぁ…)
それはまだ直視していない。
抱き合った時にお腹の辺りに触れ、そのドキドキが私を刺激する。
「っくん……」
チラッと下を見る。
「ぁぁ…」
目に触れたのは彼のペニス。
(…ん?)
太さと大きさは申し分ないけれど、それは先端の半ばまで皮に覆われていた。
「んんん…」
私はそこに触れる。
そして、優しく手のひらで包み、ぎゅっとした。
「まさみ…」
「ぁぁぁ…」
彼は私の耳元で妖しく呻いた。
そしてその口からは舌が伸び、私の耳の穴をチロチロと舐める。
「……」
「………。」
上目遣いで彼を見ると、私を見た彼と視線が合った。
「…………。」
私は彼のペニスを包んでいた手のひらを下へずらす。
にゅ…
にゅ……み…
彼のペニスを覆っていた皮は容易に剥けて、その先端を露わにした。
にゅ……
それは赤く、紫色にくすんでいて、水滴を浴びて艶やかに光る。
「ぁぁ…」
私は彼が真性包茎でなかった事について安堵の息を漏らした。
それと同時に沸き起こるいやらしい感覚。
「ぅぅ……」
手のひらを上に上げると、彼のペニスは再び包まれる。
そして下げると現われる先。
「ふふ…」
繰り返す私は、自然と声を出した。
にやついてしまい、口角が上がる。
「なんか……」
「……」
「不思議……」
にゅ…み…
繰り返す。
彼の亀頭に皮を被せては脱がし、また被せては脱がしを繰り返した。
「ふふ…」
私は顔を下げた。
そして彼の下腹部に近づき、臍の辺りで口を開く。
「ん…」
「ん…ぁっ…」
唇にぴと、と触れる感覚。
むにむにとして、ねとつく。
ちゅ…る…
ぷ…ちゅ…っ…
唇を開くと、そのまま中へ。
ちゅ…ぅ…
「ん。」
「んん…」
唇を押し広げ、口の中が彼で膨れる。
「ふっ…ふぅっ……」
私は目を閉じた。
そして息を吸い、口をすぼませて、彼のモノを少しだけ強く刺激した。
「ぁぁっ…まさみ…」
「っぁ……」
彼のペニスがびくびくと震え、私の口の中をゴツゴツと突いた。
「はぁ…」
「ん…」
私はそんな彼の一部を受け止め、口の中の柔らかい部分、粘膜を総動員して、愛撫する。
に…っ…みゅ…
っちゅっ…ぷ…
唇をすぼめ、舌先で押し込んで、出来る限り、いやらしく、彼が気持ちよくなるように努力した。
ふに…にゅ…
もちろん、手の動きも忘れない。
下から彼の睾丸を持ち上げるようにし、優しく揉み回し、そして軽く引っ張る。
「はぁ…ぁぁ…」
「ぁっぁ…」
男性の睾丸を軽く引っ張ると、ペニスが硬く、緊張感を持つのは経験則で知っていた。
そして、挿入や、フェラをしている時に、男性側にとってひどく気持ち良さが増すという事も。
くっ…ちゅ…っぷ…
ちゅっ…
舐め続けていると、彼の喘ぎ声が大きくなる。
私の口の中でビクンビクン、と震え、そして先端から滲み出し始める。
「ふぁぁっ…」
「ぁぁ…」
彼は呻いた。
苦しそうに、切なそうにして。
そして、大きく呻くと、私の口の中で果てた。
「はぁっ…」
「ああああっ!」
「ぁぁ…」
「あーーーー…っっ…」
沢山の精液が放出された。
私の口の中、下や歯茎が何だか妙な感じ。
「はぁ…ぁぁ…」
「ぁぁ…」
私は彼の精子を受け止めながら呻いていた。
そして、この後、彼はどれくらいで回復するだろうか。
私を満足させられるくらいになるだろうか。
なんて事を考えていた。
口の中で彼の性器の包皮を動かしながら。
2018/6/26 新規掲載
2019/11/15 内容更新
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