今治水と言うのは大阪の丹平製薬株式会社(たんぺいせいやく)が販売している薬品のこと。
主目的は歯痛に対する鎮痛で、麻酔成分を含むその液体を患部に当てると、痛みが取れると言う....
ちなみに
今治水は、「いまばりみず」ではなくて「こんじすい」と言う。
今痛いのを治す...そんな意味から来ているのかも知れない。
そして、この商品の裏の効果(歯痛止め以外)で注目されているのが、麻酔効果を活用した「早漏防止機能」。
別に早漏じゃ無い...筆者も俄然これには注目します。
「イクのを気にせずに遊べる..?」
夢のような効能です!
では、早速購入、近くのドラッグストアで購入すると699円でした。
小さな箱に入った商品を開けると、小瓶と説明書があります。
小瓶にはやや黄色がかった液体がつまっている。
(大丈夫かな..?)
これまでに見たことが無いような種類のモノ。
簡単に説明書を読むと、付属のピンセットで脱脂綿なんかをつまみ、
今治水をつけて患部に押し当てろ、とこと。
勿論、説明書上には亀頭に当てろなんて書いていません。
唇とか舌には当てるなとか書いてあったような気がします。
「さて..」
徐にズボンを脱ぎます。
そしてパンツを下ろすと、そこには平常時の息子が。
「よし..」
私は小瓶のフタを開け、ティッシュを丸めたものに液体を染み込ませました。
そして、塗ります。
ぴと..ぴと..(塗る感じの擬音)
ぴと...ぴと...
「.............」
最初の方は何も起きず.....
「.....?」
「うぁっ..!」
「ぁぁぁっ..!」
塗ったところが熱い、熱いのです。
「あああっ...!」
とんでもない熱さ、痛さ。
灼熱とはまさにあの事を言うのでしょう。
「やば..」
「やばいっ...」
狼狽えた私は思わず説明書を読みます。
(有効成分.....)
見ると、カンフル..とかの文字が。
「これか..?」
亀頭は熱く、火照ってもげそうな感じ。
まさにカンフル、メントール成分(想像)が私の股間の粘膜を刺激しているのは疑いようも無い。
このまま耐えれそうにありません。
「だめだっ..」
私はそのまま洗面所に向かいました。
勿論、目的は患部を洗い流すため。
「他の人って..」
こんな痛み、常人には耐えれそうにありません。
私は先人の苦労を想い、必死で揉み洗います。
「どうやって....?」
途方にくれました。
――――――――
結局、その日はヒリヒリした亀頭の回復に30分程度を要し、その後落ち着いたらジイをして寝ました。
(くっそー)
布団の中では悶々としていて、なかなか眠れません。
普段なら一発抜いたらすぐにでも眠りにつけるのにーー
悔しい気持ちは翌日へ。
翌日は休みでした。
8:30頃に起床した私は、息子の具合が良いのを確認すると、再び例の液体を手に取ります。
ごく…り…
思い出すのは例の激痛、あの灼熱の感覚。
あの時、何にも構えずに、気軽に怪しげな薬(歯痛用の麻酔薬、決して歯以外の用途は説明書には書かれていない)を塗ったくった無邪気な私はもういません。
「どう…しよう」
私は誰もいない部屋で、一人つぶやきました。
どうしようか、これでは699円が無駄になる。
でも、どうしよう…
ごくりっ…
歯痛になった時にでも使えば無駄にはならないか?
自問自答します。
でもーー
結局、私が選んだ選択肢は挑戦でした。
痛みよりも好奇心、それよりもイクことを意識しないで思うがままにSEX出来る
私は瓶の蓋を緩め、少し震えた手で中の液体をティッシュに浸します。
じわぁっ…
まさにそんな擬音語が聞こえてきそうな緊張の瞬間でした。
今、改めてみると目の前の黄色の液体は妖しく、危険なものにしか見えません。
「ごくり…」
片手でティシュをつまみ、片手でズボンを脱ぎます。
「さあ…」
「いくぞ…」
再び挑戦することにしました。
続く(出来れば応援↓を)
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