近年、若者を中心に増加傾向にあると言うSTD(性感染症)。
昨今の新型インフルエンザだとか、新型コロナウイルスとかの影に隠れて、一時期のエイズ渦程にはゴムフェラやゴムSEXが叫ばれなくなってきたのも事実。
だが、ここで申し上げたい。
皆さん、忘れていませんか?
軽く見ていませんか? 性感染症について。
今回はそんなSTD抑止策をご紹介したいと思います。

まあ、普通に考えればゴムフェラ、とかが第一に頭に浮かぶと思うんですが、違います。
今回取り上げるのはお題の通り「
ゴムクンニ」です。あんまり、聞きませんよね?
あんまりご存知じゃないですよね?
出来る限りの情報を集めて見ました。
皆さま、これまで知らなかった「
ゴムクンニの世界をどうぞ…
■ラップクンニみたいなもの?
ペニスと膣を直接触れさせないで、その間を隔て、病気の感染源となりうる皮膚の接触や、体液の接触を防ぐのがコンドーム。
別名スキンってやつですね。
これは皆さまご存知の通り。
そして、最近では「フェラチオする時も安心安全がいい!」みたいなわがままなカップルの要望を受けて登場しました新商品が、
「フェラチオ用コンドーム」
商品名としては、「トリップスキン」なんて呼び方もされていますね。
通常のコンドームよりも薄くって、付属しているローションを内側に注入してフェラをする....
最近よくアダルトショップで見かけるようになった、「オナニー専用コンドーム」と仕組み的には同じようなものかも知れません。
そしてこのフェラ専用コンドームは内側のローションとポリエステル素材の組み合わせが産み出すヌルヌル感で生よりも気持ち良いと言う...噂(試した事はあリマセン)
これもご存知だったかも知れません。
〜ちなみに
あるアンケートによると、若い男女のカップルの約20%がフェラの際にゴムを着けているとか……。
本当っ?って思いたくもなりますが、潔癖な女子が増えてきたとか、性教育がうまく浸透してきたとか、想像は尽きません…
さて、話は少し脱線しましたがお待ちかね。
最後にご紹介するのがクンニ用の性感染症を防ぐためのシロモノになるわけですがーー
思っていたのとはちょっと違うかも知れません。
すなわち、ただのシート状のゴム。
そうです。
ただのゴムシートです。
まあ簡単に言うと「ラップクンニ」におけるラップ。
具体的に言うと、企画モノのAVなんかでもよく見る「ラップ素股」のサランラップと同じようなものです。
それが、研修者と企業によってきちんと研究開発が行われて、製品として世の中に出たんです。
商品名は「
デンタルダム」と言われるもの。
それをもう少し深掘りしますと....
■
デンタルダムについて
素材はラテックス製。
身近にあるものですと、手術用の手袋とかと想像していただければよいでしょうか。
あの、薄くて丈夫なゴムが、クンニしたい・されたい、恋人や夫婦達の健康を守る訳であります。
使い方は、ご想像の通り。
このラテックスのシートを彼女のアソコにこれでもかっ、ってくらいに押し付けて、乱暴に犯すような感じで、
「おらっ、おらっ」
とゴムの上からペロペロ舐めるのです。
ぁぁ…果たしてこれは気持ち良いんでしょうか。
私の周りにはこの商品を知っている人も、使った人もいませんので感度への影響は不明です。
ただ……
ゴムフェラなんかと違って、咥えられる訳じゃないですので、間違いなく生でペロペロ舐めたり吸ったりするよりは気持ちよくないと思います。
間違いなく。
でも、一応商品説明をさせていただきます。
ざっくりですがご覧ください。

商品名
デンタルダム価格 数百円から2千円程度
絹布のような薄さで、感度や舌の温もりを失うことなく、
オーラルセックスを楽しむことができます。
そして、女性器だけでなく、アナルをお舐め頂くのにもうってつけ。
使用方法は簡単。
舐める対象にシートを押し付けるだけ。
それだけで、性器やアナルからの分泌物や、舐める側の唾液に含まれる細菌、ウイルスなどをシャットアウト。
とっても安全にクンニをエンジョイできます。
>防護出来る病気など
オーラルセックスで心配な淋菌感染症、クラミジア、ヘルペス、梅毒、そしてA型肝炎の感染リスクを大幅に低減させます。
最後に…、
ゴムクンニを使った性行為の一例をご紹介。
「ぁぁ…ルミ…」
「ぁぁぁ…」
生まれついてからの潔癖症。
これまで、女性に興味はあっても、直接肌を触れ合わせるクンニやフェラをしたことも、許したことも無い。
SEXはもちろんゴム。
彼女に女性用コンドームを装着してもらって、したこともあった。
それでも、俺には彼女がいる。
潔癖症の俺を理解してくれて、コンドームを欠かさない性行為を、かえって安心、と言って許容してくれている。
俺はそんな彼女との関係に満足していた。
だが、ある日、彼女は言った。
「私はーーー、コンドームを着けて、フェラしてあげれるけど…」
「私は、本当は、私も…舐めて欲しい」
「本当は…ね?」
性に関しては結構おおっぴらな彼女。
だが、そこまで言いはしたがあとは寂しそうな顔をして向こうを向いた。
クンニーー
俺はその日以来、安心・安全にクンニをする方法をあれこれと調べた。
普通はまず無い。
それでも探し、たどり着いたキーワードがクンニ用コンドーム。
商品名は「
デンタルダム」だ。
直訳すると、歯のダム。
海外では、歯医者の治療用なんかにも使われているみたいで、ラテックス製で薄くって丈夫。
これならーー
途中で破れる心配はなさそうだった。
そして、比較的感度を失うことなく、ルミのことを、彼女のアソコを舐めてあげられるだろうと思った。
2日後、俺はルミの部屋に泊まった。
ベッドで寝ていて、途中から彼女の身体を弄った。
おっぱいやアソコを指で刺激し、十分に濡れたところで、足を左右に開かせる。
「……?」
俺のセックスパターンに無い要求に、ルミは不思議そうな顔をしていた。
そして、俺がゴムシート、つまり
デンタルダムを取り出すと、不思議そうな、怪訝そうな顔になってそれを見つめる。
「なに…それ…」
俺は彼女に説明してやった。
この商品の素晴らしさ、画期的さ。
そして俺がいかにルミにクンニをしてやりたかったかを。
「ありがと…」
ルミはにんまりと笑った。
そしてゆっくりと背中を倒し、足を開く。
「ぁぁ……」
「来て……」
ルミが俺を誘った。
「ぁぁ……いくよ……」
俺は
デンタルダムをルミの股間に押し付けた。
ぬちゃ…
既に手マンで愛液にまみれていたルミのアソコは、ぬるぬるとしていて、デンタルダムが滑った。
「ぁぁぁ…」
それでも、必死で押さえつけ、念願の接触。
ぬみ……
鼻にゴムの匂いがした。
そして、舌先に感じる無機質な感覚。
「ぁああ……」
「ん ……」
ルミは小さく呻いた。
そして、びくびくと震え、俺の頭をかきむしった。
「ルミ…」
俺は一生懸命にルミを愛撫した。
彼女は結構感じてくれていたけれど、生クンニと比べてどうか、と言うのは怖くて聞けなかった。
2019/7/19 新規掲載
2020/2/20 内容更新
コメント
日本では特に舌で治療中に歯を触ってしまうような子などに使います。
日本は保険で診療報酬が決められているので使うと損になっちゃうのであんまり使いませんけどね。
2021/02/18 URL 編集