前回のお話はこちら最初から読む場合(その1)はこちら「えーー..しないの...?」
有希はいやらしい顔を見せて、俺の亀頭をこねこねと弄った。
そして、ゆっくり、とその手を下におろし陰茎をしごく。
「あ......ぁぁ.....」
自然と喘ぎが漏れる。
有希がしごくスピードを少し速くする。
にゅっ…
にゅっ…にゅっ…
といった感触が伝わる。
堪らなく気持ちいいが、ハッパのおかげで快感はあってもイく気配はほとんど無い。
有希は俺の太ももの内側に頭を乗せながらペニスをしごいていた。
傍らには先ほどまで俺とヤっていた女医のヒロコが全裸で横たわっている。
思えば思うほど異常な光景に興奮する。
「ねぇ......」
有希は意地悪そうな顔をした。
いくら俺が有希とSexしない、と言っても我慢できないだろう、いった感じで。
「ん.......」
有希が顔を横に向けたままで睾丸を口に含んだ。
しばらく口の中でごもごもと転がした。
「ぁぁ.....」
耐えきれず喘ぎ声が漏れる。
「ねー.....」
次に有希は竿の根元部分をチロチロと舐めた。
竿の付け根、そして玉との境目を舐め、吸って弄ぶ。
そして指先で亀頭のカリの部分さわさわと触った。
「んんっ....有希...お前...」
気持ち良さに腰が浮く。
さらに有希は亀頭の中心部分、尿道のあたりをカウパー液を使ってにゅるにゅると撫でる。
一番敏感な部分、電気が走るような、痛いような感触に耐えきれず、声が出る。
「あっ…ああっ…」
いやらしい目付きをした有希と目があった。
少し笑いながら彼女は言う。
「ねぇ...気持ちいい....?」
いくらハッパの影響とは言え、別の女のようだった。
あの真面目な感じだった有希が、メガネを外してコンタクトをつけ、上着を脱いでタンクトップ、しかもノーブラで俺の亀頭を弄ぶ……
全てにおいて何かが変わっていた。
「ねぇねぇ...」
有希は根元を舐めていた舌を徐々に上に移動させる。
そして、竿の一番固い部分を横から噛みつき、軽く歯を立てる。
ペニス全体がびくびくっと反応する。
「あ....ぁぁ...気持ちいいよ...」
有希に感想を伝えた。
それを聞いた有希はまた顔を上げる。
「ね....しようよ....」
今日何度目からの誘いがあった。
だが、俺はそれには答えず、ただただ喘ぎを我慢する。
舌はカリ首に達した。
有希はそこに唇をつけ、ずずずっと吸い付く。
「っぁぁ......」
「ぁぁぁ........」
快感に素直になって喘ぐ。
「ねーーー...」
有希の愛撫は、カリ首に沿って、ペニスの周りを一周する。
だが、決して亀頭は舐めず、咥えもしない。
ずずずっ……ずずっ…
カリ首への愛撫が続いた。
「あっ…あっ…ああっ…」
俺は女のような喘ぎ声をだした。
「石野さん.....舐めて欲しい...?」
「ここ....」
有希は指先で亀頭をこねくりまわしながら聞いた。
「ここねぇ....舐めて...あげよっか...」
「ここ...」
誘惑はさらに続く。
興奮と指先の刺激で亀頭がびくびくっと反応する。
それをみて有希が喜んだ。
「しよーよ。」
「してくれたら...いいよ..」
「すっごい、フェラチオ…してあげるから…」
有希が身体を起こした。
タンクトップの胸元が緩くなり、大きくは無い乳房の膨らみと茶色の乳首がチラチラと見えた。
思わず視線がそこに集中する。
「してくれたら...ここだって...」
胸元を見た俺の視線に気づくと、有希は自らタンクトップの中に手を入れ、乳房を揉みしだいた。
そして、指先でクリクリと乳首をつまむ。
「あっ........」
「ぁぁっ........」
身体を僅かによじり、顔をしかめた。
俺は悩んでいた。
だが、理性のかけらが、有希と関係を持つことをためらわせていた。
(もし関係をもったら...)
なんとなく、よく無いような気がした。
有希とは今の関係で良いと思っていた。
だが、目の前の有希を見ると、欲望が優先する。
「有希....」
俺はそう呟くと、有希の肩を掴んでうつ伏せから仰向けにひっくり返した。
「石野..さん..」
俺の行動に期待したのかは分からないが、されるがままにしている。
有希の頭を俺の方に向かせ、両足の間に挟むようにした。
仰向けの有希を見下ろすと、僅かに盛り上がったタンクトップの胸元にうっすらと乳首の膨らみが見える。
そしてその姿勢から有希の胸元に手を伸ばす。
「有希...」
タンクトップの胸元から手を入れる。
「ぁっ......」
さほど厚みの無い乳房の上に手のひらを合わせ、感触の違うところ、有希の乳首を探る。
両手の人差し指が乳首の位置を探り当てた。
「やぁ......」
「あ......」
有希は背中を浮かし身体をよじった。
俺は左右の指に同時に力を入れ、爪を立てた。
「あーーーーーーっ..」
「んんっ…いやっ…」
さらに爪を立てたままで親指でつまむ。
こりこりと捻る。
「ああっ…」
「んんんんっ… 」
「んんっ…ふっ…んん…」
乳首が徐々に硬さを増した。
そして、完全な突起状態になり、小さくまとまる。
有希はふぅっ、ふぅっ、と反応していた。
ハッパをやっている分、刺激もすごいのだろう、と思った。
俺は有希のタンクトップの裾を捲り上げあげる。
細い腰に、すこしたわんだ腹の肉が見えた。
そして、胸元まで擦り上げると、膨らみの上の茶色の突起した乳首が見えた。
「やぁ……」
俺はそれをじっくりと観察してやった。
何も言わずにそのままじーーっと見下ろす。
有希はそんな俺を見て勝手に喘ぐ。
「いやぁ…そんな風に…見られると…」
乳首に手を伸ばす。
茶色の突起を上に引っ張る。
「んっ……ぁぁ」
「んんんーーーーっ!」
乳首の引っ張りと同時に、有希は背中を反らして身体を浮かした。
「だめ…乳首…」
「感じすぎる…んんっ……」
俺は有希の上半身に覆いかぶさり、乳首に顔を近づけた。
そして、有希の乳輪に舌を這わせ、じらして、その後強く乳首を吸った。
「んんんーーーーっ…」
「ううっ…」
有希は途中から喘ぎもせずにただ、びくびくっと反応していた。
そして、俺の股間に手を伸ばし、竿を上下にしごく。
「あ......あ……ぁぁぁぁ……」
有希の顔を見ると、恍惚の表情を浮かべていた。
俺は有希の唇を触り、口の中に指を入れる。
有希が俺の指に吸い付いた。
「石野さん…」
有希がむっくと起き上がり、上体を起こした。
うつ伏せの時は僅かだった胸の膨らみが、ある程度の乳房となって垂れる。
「石野さん…私…」
そう言うと、ショートパンツと下着を脱いだ。
そして、俺の前でM字に股を開く。
…ごくっ…
思わず生唾を飲んだ。
有希の股間は愛液でぐしょぐしょに濡れそぼっていた。
膣は左右にぱっくりと開き、陰毛が愛液にまみれていた。
「私…もう…」
有希は自らの股間に手を伸ばす。
そして、指先を膣に入れ、ぐちょっ…ぐっちょ…、と音を鳴らす。
「石野さん…私…ぁぁ」
喘ぎが混じった。
「あぁぁぁぁ……あぁっ……」
有希の自慰行為が始まった。
有希の自慰が始まる
「く....ちゅ...」
「ちゅ....」
左手をピースサインにして、下向き。
彼女は自らの股間を俺に見せつけるようにした。
「ね....見て..」
膝を立て、M字のままでこちらに開く。
重心を少し後ろの方、腰の辺りで身体を支え、開け広げた。
「ちゅく..」
「にちゅっ......」
有希の部分が滑って見えた。
細いひだひだの線が左右に歪んで開き、その輪郭をいびつにして中を見せる。
中は綺麗な赤い、ピンク色の粘膜で、それは何だか妙に美しく、艶めかしく見えた。
「見ててね...?」
有希はその粘膜にそっと触れた。
ぬちゃ、という小さないやらしい音がして、ぬみーっと糸を引く。
彼女はそれを何度となく繰り返し、試した。
「ふぅ...ふっ.....ふ....」
「ふっ...ふぅ......ふ....っ..」
それを見ている俺、見せている有希が互いに粗く息を吐いていた。
隣には裸で寝ているのヒロコ、目の前には俺に見せつける有希
「ぁぁ.....ぁぁ..」
俺は有希の挑発と誘惑を眺めながら、股間を腫らした状態で悩んでいた。
「有希....ぁぁ...」
「ぁぁ....」
腹の底の辺りから、さっきは思わなかった射精したい、精液を出したい、と言う欲求がムクムクと湧き上がってくる。
それは不思議なもんで、さっきヒロコに挿入していた時にはぷっつりと消えていたのだが、有希の姿を見ていると不思議に増えた。
「有希...」
俺はいつの間にか自らのモノをしごいていて、有希の行為に合わせる。
「俺.....俺っ....」
情けない声が出た。
「俺っ...出したい...」
ゴシゴシとペニスを擦り、潜在的な本能に従う。
「出したい....出したい....」
「出したい...」
有希に向かってそう呟き、叫び、亀頭を刺激した。
目の前の有希の股間に挿れる、その奥まで突いて中にぶちまけるのを想像して..
「ふふ...」
「かわいい......」
彼女は冷たい目で俺のことを見ていた。
そしてぼそっとそう呟くと、さらに姿勢を崩して股を開く。
「いいよー...」
「シたいんなら...?」
「ねぇ..?」
そうして完全に背中をベッドにくっつけた。
後は自らの世界に入ってしまったのか、荒々しく股間をいじり始め、大きく呻く。
「ぁぁ.....」
「来て..! 来て..!」
「くぅっっ.....」
その股間はもうぐちゃぐちゃで、所々に泡立ちがも見えた。
俺は不思議と性欲とは別の方向でそれに触れてみたい、どんな感じか触れてみたい、と思い、うつ伏せになって有希の方向へ這う。
「有希.....有希....!」
彼女の足にすがり、ふくらはぎ、太ももに唇を這わす。
そして、足の交差部、ぐちょぐちょになった彼女の股間に指先を伸ばすと、中指を一本、ずぶりっと差し込んだ。
「ぁぁーー..」
有希の頭の方で叫び声が聞こえた。
俺はそのまま中指を上下左右に動かしながら、ベッドに向かって腰を振り始める。
亀頭が何だか心地よくて、堪らない。
「ぁぁぁ....」
「いやぁっ..!.」
「ぅく.....」
急速に射精感が到来して、上り詰めた。
「ぁぁ....!」
「ぁぁあ......!」
後はシーツに向かって射精。
「ぁぁ...」
「んっ.......んん...」
どみゅ...どみゅ....ど...どっ...
脳みそがとろけそうな程の快感に痺れながら、幸せだった。
そしてひどく疲れたような気がして目をつぶり、汚れを気にせずその場で丸くなって眠りに入った。
頭の上の方では、有希がまだ微かな喘ぎを発していた。
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